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歯肉漂白法

私たちの歯茎は通常はピンク色をしていますが、虫歯の治療で神経を抜いたり、差し歯にした場合、黒く変色することがあります。 

差し歯の場合は、義歯に使われている金属が主な原因となっていることが多く、外から見ると義歯の白い部分と歯茎とが触れているように見えますが、実際には義歯の中の金属と歯茎とが常に触れ合っていて、金属が歯茎の中へ溶け出してしまうからです。 

特に銀のイオンは歯茎を黒くしてしまう作用が強く、さらに歯茎が下がって差し歯との間に隙間ができてしまうこともよくあります。 

象牙質の細かい血管の中に入り込んで歯の根を黒くしてしまって、歯茎までが黒ずんでくるというケースも多いようですが、これらの場合はまず原因となっている金属を取り除いて、セラミックなどの非金属にするか、あるいは銀が使われていない金属のものに変えて、歯科用のレーザーで色素を取りのぞくことができます。 

“歯茎の黒ずみ”の原因としては、“金属イオンの沈着”のほかにも“メラニン色素の沈着”が考えられます。 

これは日焼けだけでなく、喫煙や、食物の刺激によってだんだんと黒くなってくるものですが、やはり肌の黒い人の方が顕著に表れるのをみても生活習慣だけでなく遺伝的要因も強く作用しているようですが、この茶褐色のメラニン色素は粘膜の下0.5㎜あたりの歯肉の表層にあるために、薬剤を歯肉部分に塗布して改善する“歯肉漂白”という方法で簡単に除去することができます。 

実際には“フェノールアルコール”という薬剤が色素沈着を起こしている部分に塗布され、5分程度ですぐに歯肉がきれいなピンク色になってきます。 

治療はこれだけで、このあとにうがいをして完了です。 

施術直後は歯茎が少しひりひりすることもありますが、2~3日程度で治まってくるので心配はありません。 

“歯肉漂白法”では、たったこれだけの施術で歯茎の美しさは2年程度維持させることができますが、費用も上下セットで10,000円前後、片方だけで5,000円前後と、意外に安くて済みます。 

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